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目標達成のハードルをガクッと下げる「習慣化」の作り方

目標に向かって継続して努力し続けることは難しい事だと思っていませんか?

確かに簡単なことではありませんが、日々の努力を「習慣化」させることでそのハードルは一気に低くなります

この記事では、目標に向かってやるべき事を明確にし、やるべき事を習慣化させるためのやり方について詳しく紹介します。

  

こんな人にオススメ

・目標はあるけど達成する前に諦めてしまう
・目標達成に向けて何をして良いのか分からない
・自分には継続する力が無いから目標達成なんてどうせ無理・・・
・無理せず目標達成したい

 

STEP0:まずは最終目標を立てよう

すでに最終目標が明確な方は、次のSTEPに進んでください。

目標設定のやり方は様々ありますが、なりたい自分をイメージし、逆算して目標を立てるやり方があります。

具体的なやり方を含めて以下の記事で紹介していますので、まだ目標が立てられていない方は、以下の記事を読んで自分なりの目標を立ててみてください。

 

STEP1:中間目標を立てよう

いきなり最終目標に向かって頑張りましょう、と言われても一体何から手をつければ良いか分からなくなりますよね。

そこで、最終目標に到達するまでの間に、いくつかの中間目標を立てましょう。

例えば、最終目標到達の期限を10年とした場合。
5年後、3年後、1年後、半年後、1ヶ月後と、それぞれの期間における目標を立てましょう。

ここで大事なポイントは以下です。

ポイント

・1ヶ月後の目標まで決めること。
・1ヶ月後の目標は具体的に立てること。
・1ヶ月より先の目標はざっくりと決めること。

1ヶ月後の目標を具体的に決めることにより、そこから日々何をしていけば良いかが明確になります。

例えば、「プログラミングの基礎知識を身につける」よりは、「Pythonの初心者向け参考書を1冊読み込む」とした方が、目標に向けて何をすべきかがイメージしやすいですよね。

また、「基礎知識を身につける」を目標にした場合、何をもって達成したかがはっきりしません。
ですが、「Pythonの初心者向け参考書を1冊読み込む」だと、参考書を1冊読めば達成出来たと言えるでしょう。

このように、1ヶ月後の目標には、何をもって達成出来たと言えるかはっきり分かるような目標にする事を意識しましょう。

  

逆に1ヶ月より先の目標は、ざっくりで良いです。

なぜなら、1ヶ月より先のことは、その時にならないと分からない事が多いからです。

後述しますが、中間目標は実践していく中で、その時の状況や得られた知識によって修正する必要があります。
今の段階で時間をかけてガチガチに決めたとしても、結局修正する事になる可能性が高いです。

ここはあまり時間をかけずにエイヤで決めちゃいましょう。

  

STEP2:1週間毎の目標を立てよう

STEP1で決めた1ヶ月後の目標をもとに、1週間後、2週間後、3週間後、4週間後の目標を決めましょう。ちなみに、10日毎でも構いません。

とにかく1ヶ月の目標をさらに細分化することで、次のSTEPに繋がる「1日の中でやるべきこと」が見えてきます

例えば1ヶ月後の目標が「Pythonの初心者向け参考書を1冊読み込む」だった場合、

1週間後:自分に合ったPythonの初心者向け参考書を一冊選定する
2週間後:選んだ参考書の半分まで読み進める
3週間後:選んだ参考書を最後まで読み進める
4週間後:選んだ参考書をもう一周読み進める

STEP1で設定した1ヶ月後の目標が具体的に設定されていれば、ほとんど迷うことなく設定できます。

 

STEP3:1日のやるべき事を整理しよう

次は1日の中で達成すべき目標を整理します。

例えば先程決めた2週間後の目標である、「選んだ参考書の半分まで読み進める」を考えてみます。

参考書が200ページだと仮定すると、1日15ページずつ読み進めることで、1週間で半分という目標を達成できます。

このようにして、1週間の目標を1日の目標に落とし込みます。

 

STEP4:1日の中で実施する時間を決めよう

目標に向けた作業を習慣化するために、1日の中で目標に割く時間を決めておきます。

1日で割く時間の目安ですが、30分から長くても1時間が良いと思います。

張り切りすぎて1日2時間やそれ以上の時間設定をしてしまうと、最初のうちはモチベーションもあるので出来るかもしれませんが、何年と続けるにはかなりハードルが高いです。
(むしろそれが出来る人は、そもそも目標達成に悩むことは無いでしょう。)

張り切りすぎて続かなければ元も子もありません。
少なくとも最初のうちは30分程度と短めに時間設定をすることをオススメします。

30分でも時間が割けないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
時間を捻出するためのヒントになると思います。

  

STEP5:習慣化させよう

習慣化させるコツ、それは作業を実施する「トリガー」を決めることです。

そしてそのトリガーには、普段毎日実施している何かを選定してください。

朝起きた後、歯を磨いた後、お風呂に入った後、など既に習慣化されている日々の行動をトリガーに、作業を実施するようにしてください。

日頃から習慣化している作業に紐づけることで、紐づけた作業も習慣化することが出来ます。

ちなみに、「〇時になったらやる」と、実施する時間帯をトリガーとする方法もありますが、正直私はオススメしません。

なぜなら、仕事が遅くなったり、用事があって出かけていたりすることで、設定した時間帯に必ずしも作業ができるとは限らないからです。

そうやって出来ない日が続いてしまうと、次第に継続させるモチベーションも減少していきます。

トリガーは必ず、習慣化された日々の行動を選定するようにしてください。

 

それでも続かなかった場合

ここまで長々と説明しておいてなんですが、書いてある通りにやってみてすぐに上手く進む、なんてことはかなりのレアケースです

というのも、頭ではイメージ出来ていたとしても、実際にやってみないと分からないことが多いからです。

「しばらくやってみたけど、思ったより大変で続かなそう」と感じた場合は、無理せず目標を下方修正してください

毎日30分が大変であれば、15分に減らしましょう。毎日がきつければ、週5回に減らしましょう。

時間や頻度を減らした分、目標達成までの期間が延びることになりますが、それでも途中で止めてしまうよりは100万倍もマシです。

   

また、続けることが出来なかった原因を、自分の能力のせいだと非難するのは絶対にやめてください。

続けることが出来なかった理由は、自分のペースに合っていなかった、ただそれだけです。

そして、自分のペースに合っているかどうかは、実際にやってみないと分かりません。
自分のペースに合っていなかったことに気づけたあなたは、確実に目標へ一歩近づいています。

実践していく中で、自分に合ったペースを見つけることが、最初のうちは一番大事になってきます。

 

 

1ヶ月ごとに見直しをする

1ヶ月後の目標に向け1ヶ月間作業を継続した後は、次の1ヶ月後の目標、および1日の目標を設定する必要があります。

そのため、以下3つのSTEPは1ヶ月毎に実施するようにしてください

STEP1:中間目標を立てよう
STEP2:1週間毎の目標を立てよう
STEP3:1日のやるべき事を整理しよう

ここで最も大事になるのが、STEP1の中間目標の見直しです。

実際に作業に着手してみて分かった事も沢山あったと思います。

「この中間目標ならもう少し早く達成出来そうだな」
「この分野についても学ぶ必要がありそうだな」
「もう少し良い段取りがありそうだな」

など、実際に着手して分かった事を基に、中間目標を見直してください。
それを繰り返すことで、最初はエイヤで決めた中間目標が、次第に現実味を帯びた目標に成長していきます

それが結果的に最終目標達成への近道になるので、中間目標の見直しは必ず行うようにしてください。

まとめ

目標達成に向けた習慣化の作り方は以下の通りです。

習慣化の作り方まとめ

STEP1:最終目標をゴールに、中間目標を立て、1ヶ月後の目標を設定する。
STEP2:1ヶ月後の目標をさらに分解し、1週間毎の目標を設定する。
STEP3:1週間毎の目標を基に、1日の目標を設定する。
STEP4:1日の中で目標に割く時間を設定する。
STEP5:既に習慣化されている日々の作業をトリガーに、目標に向けた作業を実施する。
※STEP1~5を実践しつつ、目標に向かうペースや、中間目標の見直しを行う。

何か一つでも、ヒントになるような情報を得ることが出来れば幸いです。

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