継続力は身につけられる!継続力を高める実践法を紹介

2021年11月15日

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継続は力なり

「継続は力なり」という言葉のある通り、続けることは自分を大きく成長させることができ、大きな目標を達成するには必要不可欠な習慣です。
一方で、「続けること」が出来る人は残念ながらそう多くはありません。

そもそも「続けること」自体が才能なのだと、最初から諦めている人も多いと思います。

ですが実は、「続けること」には才能も意志の強さも必要ありません。

続けるための仕組みやコツを理解すれば、誰でも継続する力を身に着けることが出来ます。
本記事では【実践編】として、継続力を高めるために実践すべき6つの方法について紹介します。

継続力を高める実践法6選

行動のきっかけをコントロールする

どんな行動にも、必ず行動に移すきっかけがあり、行動によって得られる結果があります。

例えば「リモコンでテレビをつける」という行動の場合、

A「テレビを見たいと思う」(先行条件)
B「リモコンでテレビをつける」(行動)
C「テレビを見ることが出来た」(結果)

という要素に分解出来ます。

このようにすべての行動は、「きっかけ(A)」「行動(B)」「結果(C)」に分解することができ、これを行動科学の分野では「ABCモデル」と呼びます。

つまり、何かの行動を起こしたい場合は、その行動のきっかけをうまくコントロールできれば、自然と目的の行動を起こすようになるのです。

例えば筆者の場合、「ブログを書く」という行動のきっかけは、「他のブロガーの記事を読む」になります。
他のブロガーさんの記事を読むことで、色々と参考になる事も多く、さらには自分もやらなきゃとモチベーションが高まるので、ブログを書くという行動へ移りやすい傾向があります。
このきっかけを増やすために、スマホブラウザ(Safari)のお気に入りに、気になるブロガーさんのブログを大量に登録しています。
Safariを起動すると必ずお気に入りに登録した一覧が表示されるので、ブロガーさんの記事を見る機会を増やすことができ、結果的にブログを書く行動を続けることができています。

このように、継続したい行動があれば、そのきっかけを分析し、増やすなり減らすなり工夫する事を意識してみてください。

目標を周りの人に宣言する

周りに自分の目標を宣言する事で、目標に向かって行動しなければならない状況を作りましょう
周りに宣言することで、自分自身にプレッシャーが与えられ、それが自分を動かす原動力になります

さらに、宣言する際は定期的に状況を聞いてもらうようお願いすると効果が高まります。
状況を聞かれた時に、何も行動出来ていないと、「結局何もできない自分」をさらけ出すことになり、プライドを傷つけることになるため、自身のプライドを守ろうとして、行動を起こすようになります。

また、公言する相手は、出来るだけ普段から会う人にしましょう。
普段会う人に公言することで、普段から「やらなきゃ」という意識を持つようになり、継続して行動を起こすようになります。

 

行動に強制力を持たせる

行動に強制力を持たせるには、行動しなければ不利益となるような状況を作り出します。
例えば、家族や友人に、失うと痛いと思える金額(5万円〜10万円程度)を預け、行動を達成できなければ無駄遣いしてもらうよう依頼してみましょう。

大事なのは「無駄遣い」してもらう事です。

有効に使われてしまうと、「いい使い方ができた」と感じてしまい、失うことに対する抵抗力が弱まります。
無駄な事に使われてしまうからこそ、「阻止しなければ」という気持ちが働き、行動を起こすようになります。

人間は何かを得ることが出来なかった痛みより、自分が所有するものを失う方が倍以上の痛みを感じます。
損することを避けるための行動は、何かを得るための行動よりも、積極的に実施することができます。

  

行動を促すコミュニティに参加する

これは周囲からの影響を受けやすい人に効果的です。

英会話であれば英会話スクール、運動であれば社会人サークルなど、同じ目的を持つ人たちと時間を過ごすことで刺激を受けることができます。

周囲に誰一人共感してもらう人がいないと、モチベーションも下がっていき、周囲から反対されてしまえば「辞めとこうかな」と弱気になってしまいがちです。
特に日本人は変化を好まない傾向が高く、新しい挑戦をすることに対し否定的に感じる人が多いです。

そのような人たちとばかり過ごしていると、次第に自分の考え方も類似してきてしまい、自分を変えるための行動を起こしにくくなります。

逆に、同じ目的を持つ人達と繋がりを持つと、自分に考えに肯定してくれる人も多く、色んな考えに刺激を受ける機会も増えるため、行動へのモチベーションを高めることが出来ます。

今はSNSという便利なツールがあり、簡単に人と繋がることができます。
そういったツールを活用して、自分と同じ目的を持った人たちと積極的に繋がりを持つようにしましょう。

 

行動に応じた報酬を与える

継続して行動を起こしたとしても、すぐに成果として現れるわけではありません。物によっては数年間継続しないと成果として現れないこともあります。
人は成果が見えてこないと、モチベーションを高く保つことが出来ません。

一つ目で紹介したABCモデルにもあるように、行動には必ず「結果」があり、人はその結果(成果)を求めて行動を起こします。
そのため、成果として自分自身にご褒美を与えることは、モチベーションを高く保たせるのに非常に有効な手段です。

報酬を設定するポイントとして、むやみやたらにご褒美を与えるのではなく、頑張りに応じて報酬を与えることを意識しましょう
頑張れば頑張るほど良い報酬が得られるとなれば、頑張り続けることに対してモチベーション高く続けることができるようになります。

  

進捗を毎日記録し見える化する

進捗を見える化することで、自分がどれだけ行動できたかを実感することができます。
継続できていることを実感することで、モチベーションが高まり、それがさらに継続した行動を促す原動力になります。

進捗を見える化するにあたり、毎日の記録は簡単に行うようにしましょう。記録に時間をかけてしまい、記録自体が継続できなければ本末転倒です。

記録は、カレンダーに「○」「△」「×」で記録するようにして簡単に済ませましょう。

◯:予定通りの行動が実施できた
△:予定通りではないが、一部実施できた
×:全く行動できなかった

もしくは、成果を数値で表現出来るのであれば、その数値を記録するでも良いでしょう。

◯や△が続けば、継続できている実感を得ることでモチベーションを上げることができ、仮に×が続いたとしても、今度は「焦り」という感情が行動への原動力になります。

とにかく毎日記録し、その結果を毎日見ることで、継続して行動する原動力に繋がります。

 

参考にした著書

・まんがで身につく続ける技術

 

・すぐやる 続ける やり抜く力

 

上記で紹介した書籍は、kindle unlimitedの読み放題対象の書籍です。
kindle unlimitedは30日無料体験が出来るので、無料体験中に読むことで実質タダ読みできます。

まとめ

本記事では継続力を高めるための実践法を6つ紹介しました。

  • 行動のきっかけをコントロールする
  • 目標を周りの人に宣言する
  • 行動に強制力を持たせる
  • 行動を促すコミュニティに参加する
  • 行動に応じた報酬を与える
  • 進捗を毎日記録し見える化する

継続できないと嘆く前に、まずはこれらのことを実践してみませんか?